6ぺーじ
りゅうは かなしそうな かおで いいました。
あめを ふらせてやりたいが わたしは まだ しゅぎょうのです。
もし、八大龍王はちだいりゅうおうの ゆるしもなく あめを ふらせれば
龍神りゅうじんの いかりに ふれ を さかれてしまいます。
でも、それで むらびとを すくうことができるなら わたし
よろこんで を ささげましょう。」
と かたりかけるようにいうと 天高てんたかく のぼっていきました。